2012年6月号【椿かおり + SIGMA SD1 Merrill】3週目



二週目でSD1 Merrillに搭載しているセンサーの話を書いたが、いずれにしても、最高画質を得るにはRAWで撮って付属の「SIGMA Photo Pro」で現像することになる。Windows(XP/SP2以降)とMac OS X(10.4以降)に対応し、ソフトウェア自体は割りと軽くあっと言う間にインストールできる。

筆者のメインマシンは去年のこの時期に購入した、第二世代のIntel Core i5-2520M(2コア/4スレッド、2.5GHz/TB 3.2GHz、キャッシュ3MB)搭載Mac mini(MC816J/A)。メモリを16GBへ増設し、2モニタ構成で、1台目のモニタ(DELL U2211H)はMac OS X Lion、2台目のモニタ(EIZO CG245W)は、Parallels DesktopをフルスクリーンにしWindows 7を動かしている。この時仮想PCへのCPU割当ては2つ、メモリ割当ては4GB。モニタの型番からも分かる様に、画像編集は2台目のモニタ上でWindows版のPhotoshopなどを使っている。

「仮想PC上のWindows 7でPhotoshopってどうなの?」と言われそうであるが、これが呆れるほど普通に使える。環境の説明をしなければ、右にMac、左にPCがあるとしか思わないだろう。そして今回「SIGMA Photo Pro」もWindows版を使っている。事前にMac版も触ったものの、総合的な環境でWindowsの方がやり易かったためだ。

手持ちのデータで同社のコンパクトカメラ、DP1xとDP2xのRAWデータも持っているので試したところ、処理時間はほぼ一瞬。全くストレスは感じない(SIGMA Photo ProでReview表示する処理時間でJPEG書出しの時間ではない)。対してSD1 MerrillのRAWデータは、もともとサイズが大きく読込みに時間がかかるのと、処理時間もかかるので、一瞬と言うわけには行かず、初めての読込み時で約9秒。パラメータを変更した時はこれ以下で完了する。またMac OS X上だと1秒ほど早い。


既に第三世代Core iプロセッサやIvy Bridgeが出ているので最新環境ではないものの、一般的にはまだ新しい方だろうか(Ivy BridgeなMac miniはまだ発表されていない)。そのPCでさえもこの様にある程度処理時間が必要だ。4コア8スレッドのCore i7ならもう少し速いと思われる。

ソフトウェアの構成は、以前触った頃と変わらず、調整パレットには、上から画像補正(露出/コントラスト/シャドウ/ハイライト/彩度/シャープネス/X3 Fill Ligjt)、ハイライト調整、ホワイトバランス、カラーモード、カラー調整、ノイズリダクションの順で並んでいる。非常に分かり易く初心者でも扱うことができるだろう。欲を言えば、カラー調整でダイレクトに数値を入れられると個人的には嬉しいところか。

もう一点、撮影内容にもよると思われるが、PCへRAWデータをバックアップした場合、結構な容量が必要だ。今回で約20GB。仮に月一回のこの撮影を全てSD1 Merrillで行なうと、それだけで240GBとなる。最近はTB級の大容量ハードディスクも安価になったので、あまり気にせずに済む様になったが……。いずれにしても撮影時にそしてPCにも少し気合を入れなければならないカメラと言えよう。

かおりちゃん、下ブロックは先週からガラリと雰囲気が違い、Sexyなロングドレスでの登場。流石に今月は水着無しと言うこともあり、通常より衣装を1点増やし計5点撮影した。たまには今回の様なパターンも面白いのではないだろうか。さて、話変わって7月号に使うカメラがほぼ確定!詳細は4週目に書く予定だ。(つづく)

actress 椿かおり
SIGMA SD1 Merrill
17-50mm F2.8 EX DC OS
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