今回少し早めに機材が届いたこともあり、撮影の数日前にカメラのテストを兼ねて代官山近辺を散歩した。丁度Facebookページのカバーに使っている桜の写真がこの時撮ったものだ。室内で試した時も思っていたが、これまでの内蔵EVFと比較して(と言っても連載が止まっていた関係上一年以上前の機種になるが)格段に見易くなり、そしてAFが速くなっている。
まず内蔵EVFに関しては、仕様からも分かる様に「144万ドット」。結構な解像度の上に、フレームレートが「標準」と「高速」の2タイプを選べる。見え方もかなりクリアだ。一週目で設定は工場出荷状態のままと書いたが、この1点だけ明らかに見え方が違うので高速へ切り替えている。資料によると高速時、タイムラグは0.03秒になるそうだ。標準から高速に切り替えたことによるデメリットは不明(もしかするとバッテリの減りが早いかも)だが、個人的には常用したいモードだ。
更にこのOM-D E-M5には、「EVFクリエイティブコントロール」が搭載され、「ハイライト&シャドーコントロール」、「ホワイトバランスコントロール」、「マルチアスペクトコントロール」、「拡大表示コントロール」の調整が可能。今回は時間の関係もありそれほど使えなかったが、視線を外さず操作できなかなか便利な機能と言えよう。
次にAFは「FAST AFシステム」と呼ばれ、従来の倍速となり、同社によると世界最速の合焦速度をうたっている。実際撮影中、全くストレスは無く、ハイエンドのデジタル一眼レフカメラを使っている様な感覚となる。筆者は基本的に通常AF-Sを使うのだが、サッと合掌しピンを迷うこともほぼ無かった。加えて掲載している動画をご覧頂ければ分かる様に、動体追尾性能がビデオカメラ並だ。いずれにしてもAFの速度と精度が上がれば、撮影時かなり楽できる。こんなコンパクトなカメラでここまで可能とは正直驚いてしまった。
今週は届いたレンズ3本全て使っている。と言っても「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」は、私服の上段左側のワンカットのみ。この手の撮影には丁度良いズームレンズなのだが、12mmと45mmの単焦点レンズの写りが良過ぎるため(EVF越しに見ても明らかにシャープ)気が付くと後者2本を使っている時が圧倒的に多くなってしまった。他の単焦点レンズとしては「M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8」もパンケーキタイプでコンパクト。一度OM-D E-M5と一緒に試して見たいレンズだ。
今回の動画は引きが三脚、寄りが手持ちで撮影している。他の動画も含め、レンズは12mmを使用し、露出はマニュアルで固定、ホワイトバランスはオート。足元からのアップは手ブレしそうだったが、いらぬ心配だった。オートホワイトバランスも非常に安定している。上約80度、下約50度の角度調整ができるバリアングルモニタは、写真撮影の時とは違い、動画撮影時はフルに活用。同じカメラなのに用途が違うとこうも撮り方に差があるのかと、自分の事ながらビックリ!
瞳ちゃん、水着の写真は更にSexy度アップ。ここに豹柄を合わせるところは流石。もはやこうなると別人の様に見えてしまう(笑)動画の方は二週続けて私服だが、軽くOM-D E-M5の動画性能をチェックした一週目とは違い、二箇所ほど楽しめる部分を入れてみた。春っぽい雰囲気に編集したがいかがだろうか!?(つづく)
actress 安枝瞳@Style Corporation
オリンパスOM-D E-M5
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
music TAM Music Factory
オリンパスOM-D E-M5
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
music TAM Music Factory