2012年8月号【汐田理子 + Nikon D7000】4週目



8月号の撮影時間を遅らせた理由は、三週目の夕方ラスト30分狙いと、今週の暗くなってからの街灯狙いにあった。今回撮っている場所は、日中撮影した写真を過去何度か掲載しているものの、同じ場所でも暗くなって街灯だけで撮ったのでは全く違う雰囲気となる。これに関してもISO640以上の高感度で安定して撮れるカメラならではの楽しみ方と言えよう。

掲載した写真は、ISO1250~4000。流石にISO4000はそれなりにノイズっぽくなるが、モニタ上で等倍に見るからであり、A4サイズ程度のプリントでは、さほど気にならないレベルになる。ホワイトバランスはオート。もし発色がおかしい場合は、RAWで保存してあるので、後からどうにでも調整可能だ。

そう言えば、昔この手の撮影の定番として公衆電話ボックスも街灯替わりによく使った。今回もあればと思ったものの、見事に全て無くなっている。逆に左下、ISO4000のカットは、もたれている鉄柱の上に監視カメラが……。撮影中も見られていたのだろうか?(笑)ジュースの自動販売機からの明かりは、比較的綺麗で色も出易く、メインの光源に使うといい感じになることが多い。

街中の普通の路地でこの雰囲気なのだから、夕暮れ時の祭りや海の家など、もともとちょっと雰囲気のある場所で撮影すれば更に面白そうだ。まだ時期的にギリギリ間に合うので、機会があれば試して欲しい。出来ればこの街灯を使っての動画も撮って見たかったが、時間切れで試せなかった。残念。


さてD7000本体の話に戻すと、マグネシウム合金、高い防塵・防滴性能、15万回のレリーズテストをクリアーする高精度・高耐久性シャッターユニット(とは言え、一日平均約2,000枚、月4~5回、計17ヶ月使用と、そろそろ危ない)、イメージセンサークリーニング機能など、ベーシックな部分がしっかりしており、普段モードMで触るのはISO感度と絞り・シャッタースピードのみと、ほとんどの機能を使わない筆者も安心して撮影することが出来る。

現在価格はボディのみで7万円前後(amazon調べ)。去年購入した3月頃とあまり変わっていない。写りや性能を考えるとパフォーマンスは高く、未だに人気のある機種なのも肯ける。ただ納得いかないのは「マルチパワーバッテリーパック MB-D11」。定価だと何と4.2万円。本体価格の半分以上するのだ。今は(ショップによって)実質2万円強だが、当時はほぼ定価販売。大した機能も無く、迫力を増すだけでこの値段は……と、躊躇した記憶がある。

一年以上使って唯一気になるのは、シングルポイントAFで使った時、39点あるフォーカスポイントの中央以外は場合によってあまり精度が出ないこと。被写体やその場の光でかなり左右される感じだ。一応、レンズ毎にAFの微調整をしたものの、結果的に標準で問題無し。またファインダーはピンの山が分かり辛い。これに関してはD2Xの方が良かった点だ。いずれにしてもそろそろD8000(?)が出る可能性もあり、何がパワーアップするのか楽しみだ。

汐田理子ちゃん、この週末9月1日(土)は、”アイドルサミットvol.3”@渋谷Milkywayに出演とのこと。彼女に会いたい人は是非遊びに行って欲しい。


汐田理子
Nikon D7000
AF NIKKOR 50mm 1:1.4
AF NIKKOR 35mm 1:2D
AF NIKKOR 24mm 1:2.8D
music TAM Music Factory
カテゴリー: DSLR   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

関連アイテム