2012年10月号【彩月みほ + Nikon 1 J1】4週目



Nikon 1シリーズは現在大きく分けて二系統に別れている。一つは今回ご紹介したJ1、そして液晶パネルの強化やクリエイティブモードが追加されたJ2のJ系と、もう一つは、EVFを装備しバッテリーを強化しているV1のV系だ。

どちらもセンサーや基本性能などは同じため、もっとも大きな違いはEVFの有無となる。これまでいろいろなEVF搭載機を使ってきた経験上、EVFを便利だと思うのは、周囲が明る過ぎて液晶パネルの表示が見え辛い時だった。もちろんシビアなピンの確認や手ぶれし辛いと言う意味でもEVFは有効だが、個人的にはこの2点より、先に書いた点の方が優先度は高くなる。

サイズ・重量を比べると、J1は約106×61×29.8mm/約277g、J2は約106×61×29.8mm/約280g。対してV1は約113×76×43.5mm/約383g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む)。V1の方が大きくまた約100g重い。店頭などで触ると分かるが、この差は決して小さくなく、気軽に扱うならJ系の方がいいかも知れない。実勢価格はJ1とV1が約1万円差。J2はまだ出て間もないのでこの二機種よりも高いと言う逆転現象が発生している(amazon調べ)。

J系を選ぶかV系を選ぶかは、予算や好みにもよるので何とも言えないが、実際どちらが売れているのか、またユーザー層は同じなのか違うのか、いろいろ気になるところ。FXフォーマット/DXフォーマットに加え、CXフォーマットと言う、3つ目のフォーマットを作った以上、今後レンズを含めラインナップを充実して行くだろう。V1の発売日は2011年10月20日。そろそろJ2に続き次が出そうな雰囲気だ。


と、ここまで書いたタイミングで何と「Nikon 1 V2」が発表された。11月に発売予定で予想実売価格は9万円前後となっている。まずルックスが随分違い、グリップが大きく飛び出し、EVFの部分がかなり出っ張り、一眼レフカメラ(F4っぽい!?)がギュッとコンパクトになった様な雰囲気だ。ちろんCXフォーマットなのだが、解像度が解像度が1,010万画素から1,425万画素へアップ。加えてAFの強化、画像処理エンジンが「EXPEED 3A」など、J1またはJ2とV1の関係より、いろいろな意味で一味違う製品に仕上がっている。機会があれば、是非ここでも扱ってみたい。

今週掲載した写真は、上ブロックはISO100、下ブロックはISO1600で撮影。二週目同様、撮影用の照明は使わず、その場の光のみで撮っている。動画も同様だ。動画に関して、ちょっと工夫したところは、寝転がっているシーンは三脚を一脚の替わりにして、よりアングルを付けているところだろうか。少なくとも手持ちよりは安定する。

また写真に関してはRAWで撮影しておけば、後から色味は調整可能だが、動画に関しては、調整出来る幅はあまり広くない。白熱灯の黄色っぽさを出すか、もっと肌色をそれらしく出すか、ホワイトを取る時に二者選択となる。筆者の場合は、ここで撮ったなら黄色っぽい方が好みなのであえて肌色優先にはしなかった。この辺りは撮影者の好みもあるだろう。

さて11月号は機材もタレントも手配が済み、到着そして撮影するだけと準備万端!ただ金曜が5回ある関係もあり、11月2日(金)はお休みして、11月9日(金)からのスタートとなる。予めご了承頂きたい。11月号をお楽しみに!


彩月みほ
Nikon 1 J1
NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6

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