2013年3月号【桜あんり + SONY DSC-RX1】2週目



「SONY DSC-RX1」が届いた時、少し不安だったのは、一眼レフタイプで使われている半分程度の大きさのバッテリが1つだったこと(NP-BX1。電圧/容量:3.6V/4.5Wh(1240mAh)、大きさ:約 縦29.9×横42.7×薄さ9.2mm、質量:約25g)。仕様上は、”静止画撮影時:モニター表示画質[高画質]設定時: 約220枚 / 約110分、モニター表示画質[標準]設定時: 約270枚 / 約135分”、”実動画撮影時:約30分”と書かれている。

この通りだとすると、何時ものパターンでは半分撮れるか撮れないか。JPEG+RAWなので余計にパワーを消費する。撮影を開始したところ丁度、私服1+水着1が終わり、水着2に入って少ししたところでバッテリが切れた。幸い水着は室内(しかも狭い)なので、ACの延長ケーブルへACアダプタを付け、USB充電しながら続行した。余談になるが、SONY DSC-RX1はUSB充電なので、パソコンのUSBポートからも充電可能だ。

カメラから長いケーブルがぶら下がっているので動き難いものの何とか撮影完了。最後の私服2は外。フル充電とは行かないまでもある程度充電したかったこともあり、小一時間ほど休憩しつつ充電を行った。

長年Photogenic Weekendの撮影を行っているが、予備が無く途中でバッテリが切れたのは初体験。流石に焦ってしまう(笑)フルサイズのセンサー+光学ファインダー無しの構成なので、一般的なコンパクト機よりパワーが必要なのだろう。得られる絵を考えると仕方ない部分だ。マイカメラの場合は、余分にバッテリを持ち歩きたい。


今回の動画、引きの映像は手前に置いてあるレフ板で手を固定、他の映像は手持ちで撮っている。もともとこのカメラは写真に関して手ブレ補正に未対応。動画撮影時のみ手ブレ補正をON/OFFできる。16:9での画角はOFF時でf=37mm。ON時でf=44mmと、周囲が若干クロップされる。動画編集用アプリケーションで手ブレ補正を施すのと同じ理屈だ。

同社のサイトに特徴として掲載されず、主な仕様で「手ブレ補正機能[動画]電子式」と、軽く書かれている程度だが、ご覧の様にかなりの効果がある。ベッドの上に乗って撮っているので、それだけでも不安定なのだが、細かいブレは全く発生していない。なかなか優秀な手ブレ補正だ。もう少し全面に押し出してもいい様な感じがする。

動画撮影時のAFに関しては、フレキシブルスポットAF(顔追尾)など、いろいろなフォーカスエリアモードがあるものの、被写体が動くのでは無く、カメラが動くこの手の撮影には向かないパターン。但し、寄りのシーンの様に、普通のモードにしてゆっくり動かす限りじわじわ追尾する。

あんりちゃん、バッテリ切れになったのが丁度この水着の時だったこともあり、充電待ち中、ベッドの上でごろ寝(と言っても本当に寝ているわけではない)休憩。その時の様子が可愛かったので、この動画の構図となった。スローな雰囲気がいい感じだ。(つづく)


actress 桜あんり
SONY DSC-RX1

music TAM Music Factory
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