2013年4月号【間宮夕貴 + Nikon 1 J3】4週目



Nikon 1 J3の特徴として、「光学ローパスフィルタレス」、「アドバンストハイブリッドAFシステム」、「ベストモーメントキャプチャー」、「フルHD動画撮影中の静止画撮影機能」などをあげたが、何と言っても最大の魅力は、これらの機能を備えた上で、サイズは約101.0×60.5×28.8 mm(突起部を含まず)と、非常にコンパクトなこと。扉の写真を見てもその小ささが分かる。重量も約201g(本体のみ)と軽い。

同社のサイトには「2013年1月8日時点で発売済みのCXフォーマットサイズ以上のイメージセンサーを搭載するレンズ交換式デジタルカメラにおいて”世界最小のカメラボディーを実現”」とある。面白いのは、他社との比較で、ズームレンズ1本で10-100mmをカバー、ズームレンズを装着した時のサイズ比較、またズームレンズ自体のサイズ比較など、なかなか攻撃的に仕掛けている。

今回は「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」だけ使ったが、別途「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」と言う強力なズームレンズもある。35mm判換算で27-270mm相当の10倍ズームだ。サイズは約60.5mm(最大径)×70.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)、重量約298gとこちらもコンパクト。前者と比較してワイド端は若干暗いがテレ端は同じと、これ1本で何でも撮れそうだ。

カラーバリエーションも豊富で、ホワイト、ブラック、レッド、シルバー、ベージュの5種類。但し、ボディのみの販売はホワイトとブラックの2種類だけだが、ニコンCXフォーマットのレンズを予め持っているユーザーは少ないと思われ特に問題は無いだろう。やはりボディの色とキットレンズの色は同じ方がカッコいい。


加えてフロントカバーやパーツに金属を使用し、質感もかなりGood。ファッションの一部としてコーディネートすることも可能だ。いずれにしても数年前までこの領域はコンパクトカメラが主だったが、各社のミラーレス機が急激に高性能化、それに伴い多くのユーザーを取り込み、シェアは更に拡大中だ。

実際のユーザーの声は価格.comなどのレビューを見れば一目瞭然。評価も満点と上々だ。ここに掲載している様なグラビアを撮影する用途にはまず使わないだろうが(笑)、ちょっとしたポートレートなら十分撮影可能。もちろんお散歩用カメラとしても文句無し。動画性能も優れているので、旅行先にムービーカメラを一緒に持ち運ぶ必要も無くなり荷物がコンパクトになる。

一つだけ注意点があるとすれば、写真も動画もライブビューを使うのでバッテリの消費は結構早い。今月号の撮影ではバッテリが3本あり、終了時1.5本分を使っている。撮る枚数や動画の使用頻度にもよるが、出来ればバッテリは2本以上欲しいところか。

さて5月号は既にカメラもタレントも決まり後は撮影するだけ。ただ5月は金曜日が5回ある関係上、GW中の5月3日(金)は一回お休みして、5月10日(金)からのスタートとなる。お楽しみに!


actress 間宮夕貴
Nikon 1 J3
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6

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