2013年1月号【吉見衣世 + FUJIFILM X-E1】2週目



私服1点目は小雨の降る激寒の中、衣世ちゃんには外で頑張ってもらったが、流石に鼻が赤くなりそうだったので、私服2点目は主に部屋で撮影し、全て照明(RIFA)だと面白く無いので、加えて昼食中の何時ものカフェと、昼過ぎて若干暖かくなった外で撮影した。私服も部屋着っぽかったので丁度いい感じだ。

以前、同社のX-Pro1を扱った時は、ファームウェアのアップデート前と言うこともあり結構AFに苦労した(9月に性能を大幅に向上させる「Ver.2.00」が公開された)。X-Pro1の場合は、フレーミングに光学ファインダー、EVF、液晶モニターと3パターン選べるが、この時は結果的に、液晶モニターのライブビューを使い、AFフレームを被写体に合わせ移動させる方法が一番ヒット率は高かった。しかしそれでも外したカットがそれなりにあり、AFの合焦も遅めで何かと大変だったと記憶している。

この様な経緯もあり、今回もAFについては覚悟していたのだが、いざ始めてみると驚き!下手な一眼レフより合焦も速くAFも正確だ。撮り始めはAFが外れている事を考慮し、枚数を少し多めに撮っていたものの、チェックしたところ全て問題無く合っていたため、以降安心して撮影することが出来た。

使用したレンズの手ブレ補正もしっかり効き、35mm判換算84mm相当のテレ端でもシャープに写っている。恐らく現時点だと同等のファームウェアを搭載しているので、X-Pro1も同じ性能だと思われる。出来ればリベンジしたいものだ。


X-E1の魅力は何と言ってもレトロな雰囲気を醸し出すボディと、アナログチックな操作系にある。ボディに関しては今更言うまでもなく、このX-E1に限らず同社のX100S、X20、X100、X10と、コンパクトまで含めて同じテイストになっている人気機種だ。このルックスに一目惚れする人も多いのではないだろうか。

右手でシャッタースピードダイアル、左手で絞りリングを操作しながらと、今時のデジタル一眼レフには無い操作系の撮影は、とにかく新鮮で楽しい。今月のケースはポートレートなので、絞りは適度に固定、露出はシャッタースピードで調整している。EVFなので結果もリアルタイムに把握でき何かと便利だ。ただホワイトバランスと発色に関しては後でRAW現像する関係で、ボディでは微調整していない。

逆に動画は後で(当たり前だが)RAW現像出来ないので、結構ライブビューを観ながら色を追い込んでいる。また前回書いた様に、AEになってしまう関係で、撮影予定のライン上で背景の明るさに引っ張られ露出が大幅に変わらないかの確認も事前に行っている。

衣世ちゃん、話によるとお酒が大好物!部屋の私服はあえて冷蔵庫の前で生活感を残したまま撮影した。こんな感じのグラビアは撮ったこと無いらしくある意味貴重かも知れない(笑)。話変わって、丁度今日から始まる、東京オートサロン@幕張メッセ(1月11~13日)、太平タイヤで、12月号の早央ちゃんと一緒にイメージガールをするとの事。是非遊びに行って欲しい。(つづく)


actress 吉見衣世
FUJIFILM X-E1
FUJINON LENS XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

music TAM Music Factory
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