2013年1月号【吉見衣世 + FUJIFILM X-E1】3週目



最近、コンパクトカメラに限らず、カラーバリエーションを用意する機種が増えている。生産する割合を考慮しなければならないメーカーは大変だが、ユーザーにとっては、より個性を生かせるので嬉しい限り。そしてX-E1もシルバーとブラックの2モデルが用意されている。今回届いたのは、扉の写真からも分かる様にシルバーだ。

どちらがいいかは、かなり個人差があると思うので、何とも言えないものの、同社純正のレンズ群やオプションを見るとほぼ全てブラック。そう考えるとブラックモデルの方がトータル的なバランスはいいかも知れない。もちろんシルバーのボディへブラックのレンズを付けても違和感は無かったが……。

ただMマウントアダプターでMマウントレンズを使うとなると、特にオールドレンズはシルバー系が多く、そうなると、ボディはシルバーの方が良さそうだ。残念ながら該当するレンズの手持ちは一本も無いが、ネットで検索したレンズの写真を見ながら、X-E1と一緒に使うとどうなるのか、イメージしているだけでも楽しい時間だ(笑)

実際どの程度の割合で売れているのか知りたいところ。上位機種のX-Pro1はブラックだけなので、全体的にはブラックの方が人気なのか。シルバーとブラック、どちらが好み!?筆者的にはシルバーかも。


話し変わって、昔のEVFとは違って今のEVFはかなり進化し、この手の撮影なら全く気にならないレベルまで完成度が上がっている。ただこれは筆者の個人的な問題なのか、今回のX-E1に限らず、EVFを長時間使っていると、眼の疲れからか、映っている内容が徐々に見えなくなり、最後にはフレーミングすら怪しくなる(こうなると仕方なくライブビューに切替える)。光学ファインダーだと一日に数千枚撮影しても大丈夫なので、何か EVFの特性なのだろう。

以前7月号のX-Pro1の時にも書いたが、カメラ内現像とPCでの現像は、エンジンが違うため(後者はSILKYPIX)、結果は一致しない。7月号では天気も良く「発色が随分違うな」程度の認識だったが、今回ISO2500という高感度では、肌色のスムーズさとノイズ感にかなり差が出る。動画も写真と同じ設定で撮っているので比較し易いが、同社のエンジンは肌色が滑らかでノイズも少ない。カメラと同じエンジンを搭載した同社オリジナルのRAW現像ソフトが欲しいところ。

さて、今回の動画は、後半、AEの関係で徐々に被写体の明るさが変わってしまう対策として、編集時にその区間を細かく切り、各区間微妙に明るさ調整しつなげている。若干つなげたのが分かってしまう部分が残っているものの、大枠うまく行った感じだ。ただ写真ほど触れるレンジが広くないので、やはり撮影時に露出固定出来るのがベストだ。

先週末にあった東京オートサロン@幕張メッセ。初日に別件で行ったものの、衣世ちゃんと早央ちゃんがイメージガールしている太平タイヤは物凄い人混みで、話をすることは出来なかった。残念……。とは言え、過去、ここで撮影した子、数人には会えて楽しい取材だった。(つづく)


actress 吉見衣世
FUJIFILM X-E1
FUJINON LENS XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

music TAM Music Factory
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